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蛾

蛾(ガ)の生態

成長段階は、卵 – 幼虫 – 蛹 – 成虫となります。
幼虫は植物食のものが多いが、様々な食性を持つものがある。
主にヒグラシなどセミの仲間に寄生するセミヤドリガコナラやクヌギに穿孔し樹液に集まる虫を捕食するボクトウガ普段は植物食だが機会的にイモムシなどを捕食する、オオタバコガミツバチの巣を専食するハチノスツヅリガチョコレートなども含む乾燥子実類を食うノシメマダラメイガ乾燥羽毛・獣毛を食うイガ
蛹(さなぎ)になる前に糸を吐いたりして繭(マユ)を作る種類が多く、カイコガなどはその糸が人間に利用される。
ただしスズメガ科の多くの種類など、繭を作らずに土中でさなぎになるものもいる。
成虫の4枚の翅は鱗粉や毛でおおわれる。ただしオオスカシバ(スズメガ科・羽化後に鱗粉を落としてしまう)
成虫の触角は先端がふくらまず、糸状や羽毛状の種類が多い。
成虫の口はストロー状に細長く伸びている。
花の蜜や樹液、果汁など水分を吸うのに適している。ただしカイコガやミノガなどの成虫は口が退化していて、幼虫時代に蓄えた栄養分だけで活動する。また、コバネガなどでは咀嚼可能な口器を持ち、花粉などを食べる。
夜に行動する種類が多いが、サツマニシキ(マダラガ科)などのように派手な体色を持ち昼間に行動するものもいる。

主な蛾(ガ)の害

作物や庭木の園芸植物の食害
不快害虫
毒針毛や毒棘による、皮膚炎の原因
毒針などによる皮膚炎などが代表的です。

その毒性について
チャドクガは卵から成虫まですべて毒針毛(どくしんもう)と呼ばれる毛を持っており、
皮膚に刺さると強い炎症を引き起こし、猛烈なかゆみに襲われます。
目に見えないほど細かい毛のため、直接触らなくても、風が吹いただけで飛散し、皮膚に刺さる危険性があります。
近づく際は、必ず長袖、長ズボン、マスクや手袋を着用し、皮膚を露出させないように注意してください。

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