カラス

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ハシブトガラスの生態

全身黒色でくちばしは太く、上くちばしが大きく湾曲しているのが特徴です。額は盛り上がって丸みがあります。九官鳥に似て人間の声や。他の動物の声などをまねることもできます。
すみかは日本全国に存在しており、人家の近くでもよく見かけられます。ハシブトガラスは日本で最もよく見かけるカラスです。自然の中では果実や種子、昆虫などを食べますが、都市では種子や昆虫以外にもペットフードや人間が出す残飯や生ごみなども食べます。

【繁殖期(春〜初夏)】
普段はむやみに人をおそうことのないカラスも、繁殖期に当るこの時期は、卵やヒナを守るために、人が巣に不用意に近づくと、外敵とみなし威嚇や攻撃をしかけてくることがあります。威嚇は単独またはつがいで行い、集団で襲ってくることはありません。威嚇にも、巣に近づく距離により段階があります。

【威嚇の種類】
人がカラスの縄張りに入ったり、巣をみつめている人がいると、その人をじっと監視します。監視は縄張りの外に出るまで続きます。
そして巣との距離が近くなると、鳴きながら周囲を飛び回り、とまっている電線や枝などをつつきます。明らかに人に向かって鳴くので、多くはこの段階で気づきます。
さらに巣に近づくと「ガーッ、ガーッ、ガーッ」と大きな声で鳴き、小枝や葉を下に落としたりします。この段階になると、親鳥がかなり至近距離まで近づくので恐怖を感じます。
それでも巣に近づくと、後から頭をかすめるように飛んだり、そのとき頭を足で蹴りつける攻撃をしてくることがあります。

注)走って逃げたり、石を投げたり、棒などを振り回すのは逆効果です。カラスは背後から頭部を攻撃するので、離れる際は、カラスに対して背を向けず、傘をさしたり、帽子をかぶるのは有効な自己防衛策です。

カラスによる害

【カラスの食性】
カラスは雑食性で、よく生ごみをついばんでいる姿が目撃されますが、その他にも果実、種子、小動物、昆虫、動物の死がい、他の鳥類の卵やヒナなどあらゆるものを食べます。また、油系の食べ物が好きなようで、肉の脂身や、油分の多いマヨネーズやポテトチップスなどは、容器を破ってでも食べていることが観察されています。さらに、カラスの特徴的な習性として、余った食べ物を木の穴や石の下に隠す「貯食」があります。都市部では、植木鉢の中やエアコンの室外機の陰などを隠し場所として利用していることがあります。
これにより市街などに多く見られます。

【人に対して攻撃】
前述にもありますが繁殖期や巣が近い状態で人が近づくことによる威嚇行動と直接的攻撃が被害としてありす。これも充分に注意が必要になります。

【ゴミを漁る】
ゴミ捨て場のゴミを荒らし散らかして飛び立つ
街中などでよく見かける光景かもしれませんがカラスによる被害として1番代表的かと思います。

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