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蜂

蜂の種類

【ミツバチ】
ミツバチは、植物や果物を作るための受粉を手伝ったり、ハチミツを作ったりと人間の生活を手助けしてくれている益虫です。
日本では、ニホンミツバチとセイヨウミツバチの2種類のみが生息しています。どちらも益虫として人間の生活を支えてくれていますが、まれに野生で生息し、民家の軒下や床下、屋根裏などに巣を作り、人を攻撃することもあります。
ミツバチの体長は大きくても約1.5cmほどで、体色は黒もしくは茶色と黄色の縞模様が特徴的です。性格としては比較的、穏やかでこちらから攻撃をしない限り、ミツバチから攻撃をしてくることは、ほぼありません。また、ミツバチは一度針を刺すと、針と一緒にミツバチのお尻もちぎれてしまい、死んでしまうという特徴を持っています。
ミツバチの毒には仲間を集めるフェロモンが含まれているので、集団攻撃をする特徴もあります。毒性が弱いミツバチでも一斉にたくさん刺されると危険なので、ミツバチでも充分に注意が必要です。

【アシナガバチ】
アシナガバチはハチの一種で,体長12~26mmの比較的おとなしい性格のハチです。
お尻に毒針を持ちますが,巣を刺激したり,直接触らない限り刺してくることはありません。
夏場の活動時期に,後ろ足をだらーんとたらしてゆっくり飛んでいるのがよく見られます。
スズメバチの巣とは違い,幼虫を育てる穴が外に露出しています。
シャワーヘッドやハスの実,お椀をひっくり返したような形に例えられ,ベランダや軒下等に営巣します。
5月頃から巣作りを開始し,10月頃まで活発に活動します。

【スズメバチ】
日本で被害が最も多いハチ
体も巣も、ハチのなかで最大級
攻撃性がとても高い
体長は〜40mm
針から毒液を飛ばす
巣を守るために、積極的な攻撃行動を起こす
かなり幅広く害のある蜂の種類となります。

蜂による害

巣の近くを通っただけで襲われるケースも多く、毎年約20人ほどがスズメバチに襲われて死亡しています。
アナフィラキシーショック(呼吸困難や意識障害、全身の腫れなどを引き起こす症状)が危険で、毒蛇や熊による被害よりも、スズメバチによる死者のほうが多いと言われています。
スズメバチの毒液は「毒のカクテル」とも呼ばれ、特に神経毒は強力な作用があります。刺されるたびに毒が効きやすくなるので、一度目よりも二度目に刺された時の方が危険。
スズメバチに刺された場合は、早急に病院で治療を受けるのが安全です。
スズメバチの攻撃は刺すだけではく、毒を霧のようにまき散らす攻撃もします。目に入れば失明することもあり、呼吸気管に入っても危険です。しかも、噴霧された毒は仲間を呼ぶ合図にもなります。
スズメバチはミツバチと違い、毒液が続く限り何度でも刺すことができると言われます。それが集団で襲い掛かってくると、命の危険に繋がります。

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